陰陽師の霊感エピソード
陰陽道占いを操る陰陽師には、数多くの霊感エピソードが残されています。
ここでは、その霊感占いのエピソードをいくつか紹介しましょう。
安倍晴明の霊感
平安時代の高名な陰陽師、安倍晴明(あべのせいめい)。
安倍晴明には、不思議な霊感があったとされ、さまざまなエピソードが伝わっています。
『若き頃の安倍晴明』
安倍晴明は、幼い時から不思議な霊感があったそうです。
晴明が少年だった頃、師の賀茂忠行と夜間に京の町に出向いたことがありました。
すると、晴明が突然「鬼が来ます」と師に告げました。
師は、急ぎ、法術を用いて鬼の目をくらまし、難を逃れたそうです。
『寛朝僧正のテスト』
広沢の寛朝僧正は、晴明を試そうとして、こんな問いかけをしました。
「あなたは、式神を用いて人を殺せるそうですが、本当ですか」
晴明は、「何と不躾なことを聞くのだろう」と思いましたが、平然と「人を殺したのでは、生き返らせることはできません」と答えました。
すると寛朝僧正は「では、あそこの蛙を殺してみなさい」と言いました。
晴明が呪文を唱えると、蛙はつぶれて死んでしまったそうです。
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